ジブンマスター 韓国語の人“KUMIKO TANAKA”
現在の活動を教えてください!
広島を拠点に東京・名古屋・関西・広島・福岡で韓国語講座を定期的に行っています。レベルは全くの初心者から日常会話をこなせる中級以上まで。ネイティブの先生とチームティーチングクラスもあります。私も韓国語を0から学んだので、経験上どこがわからなくてどこが難しいかわかるので、具体的に口の開け方やイントネーションなど懇切丁寧に教えます。ハングルには決してカナを振らないというポリシーで発音をマスターしてもらっています。コロナ禍になってからは、全ての授業はオンラインにて行っています。対面クラスは直接会ってクラス後にご飯に行ったりとたくさんコミュニケーションをとることができますが、オンラインの良さは日本各地どこからも受講可能なところで海外在住の生徒さんもいます。
現在の仕事についた経緯は?
大学時代は英語を専攻し卒業後は英会話学校に勤めながら英語圏の国に留学するのが夢でした。ところが、大学の卒業旅行で行ったシンガポールでアジアの魅力に目覚めた私はひょんなことから韓国語と中国語の教室に通い始めました。そして習い始めて1年経った頃初めて韓国に旅行したんです。人々があたたかくて、ご飯も美味しいし、何より懐かしい感じがして韓国の魅力にはまり、その2年後、英語圏への留学の代わりに韓国へ留学することにしました。帰国後はずっと韓国に関連する仕事についていました。アジア大会が広島で開催された頃は広島空港で通訳をし、日韓の民間交流団体で韓国語を教えた経験もありました。また、2004年より13年間よもぎ蒸しサロンを経営していた時はお店の経営に忙しく韓国語を教えることはありませんでしたが、東方神起という韓国のデュオグループのファンになり、趣味と勉強を兼ねて記事やインタビュー動画の翻訳をSNSにあげていたところ、同じファンの方々から韓国語を教えてほしい!というリクエストが来たのがきっかけで、本格的に韓国語教室をたちあげました。
最も嬉しかったこと、最も苦労したこと。
お仕事をしていて最も嬉しかったことというか、いま私の中で一番のモチベーションとなっていることは「生徒さんがとても楽しそうに学んで、上達していく姿」これを見て、とてもやりがいを感じています。また、日々お仕事をする中で一番嬉しかった言葉は、すでに韓国語の学習経験者の方々が私の講座を受講後に声をかけていただき「目からうろこが落ちました!」と言われた時のことを鮮明に覚えています。そして、生徒さんが韓国に行って「韓国語がよく通じた!」「韓国語を褒められた!」と言われたときは、自分のことのように嬉しかったですね。逆に苦労したことは。。。好きなことを仕事にしているので苦労とは思ってないのですが、コロナ禍の事情で生徒さんが辞めたり休学する人も多く経営という意味で今後どのように生徒さんを集めて維持していくかということです。「まぁ、逆にオンラインのお蔭で現在は前より、たくさん受講をしてくれてる生徒さんたちも増えたので。。。」でも、経営という意味では色々と大変なことも多かったです。
ジブンで大切にしていることは?
ペンギン韓国語教室という名前にしたのは、子供の頃からペンギンが大好きだったということと、ファーストペンギンという「集団行動をするペンギンの中で先頭を切って海に飛び込むペンギン」のように誰もしたことないことに果敢に挑戦していきたいという思いからです。「私だからできること、私でないとできないこと」を提供できることが大切だと思っています。その思いを込めて、ロゴの絵は画家の西村麻里さんが描いてくださった「ファーストペンギン」にしました。
ジブンを上手に伝える秘訣は?
いつもおっちょこちょいで抜けているところが多いのですが、自分をよく見せようと思わずにありのままの飾らない自分でいることが、かえって親近感がわくのではないのではと思います。自分に対しても相手に対しても正直でいられるように日ごろから気をつけています。
ジブンにとって魅力のある人とは?
「愛にあふれている人」あと、「自分を大切にしながら周りの人たちのためにと自然と行動できる人」かな。とにかく「一緒にいると笑いが絶えない人」が、ジブンにとっては魅力のある人だと思います。
最後に今後の展望を教えて!
いまの生徒さんは東方神起のファンの方々が多いのですが将来的にはK-pop全般、韓国ドラマファンの皆さんなど韓国全般に興味ある皆さんの為のクラスや発音矯正の単発クラスをやってみたいです。そして、現在は東京の生徒さんが最も多いので都内にアパートを借りていたのですが、コロナ禍で引き払ってしまい、また状況が良くなれば、広島・東京・ソウルを拠点に韓国語を教えながら私自身もさらに学んでいきたいと思います。韓国への修学旅行や広島の自宅合宿レッスンなどやりたいことはたくさんあるんです。そして今まで教えて来たカリキュラムをまとめて韓国語学習者のための本をいつか出版するのが夢ですね。